はじめに
大阪の新世界にあるビデオ試写室「通天小町」
関西のみならず全国各地から女装子とそれを愛する殿方が集うスポットでもあります。宿泊施設としても利用できるので、通天小町でお着替えして、お出かけしたり、あるいは談話室と呼ばれる空間でワイワイしたり、出会いを求めたりと様々な楽しみ方ができます。

初心者の方にはちょっと分かりづらいシステムや館内の様子を、みなさまにご紹介したいと思います。
アクセス
最寄り駅はJR新今宮。もしくは地下鉄御堂筋線動物園前駅です。

JR新今宮駅からの場合は、まず通天閣方面の改札から出ます。

するとマルハンとドンキがお出迎え。
ドンキがあれば女装用品の忘れ物があっても大丈夫ですね!
駅から横断歩道を渡り、マルハン側の道をまっすぐと進みます。

しばらく歩くとデイリーヤマザキが見えてきますので、そこを右に曲がります。

大阪を代表する観光スポット新世界が現れますが、まっすぐは進まず左折します。

少しすると、紫色の看板が現れます。

目的の場所に到着です。駅から徒歩5~6分といったところでしょうか。
女装界隈の人たちは「迷い込みました」という文章と共に入口の写真をX(Twitter)によくアップしています。
受付
DVDコーナーの先に受付があります。
気になるDVDがあれば借りることができます。ほとんどAVですが、普通の映画も置いてあります。もちろんゲイ、女装/ニューハーフモノも充実しておりますよ!
料金や部屋タイプは公式サイトをご参照ください。
http://syu-go.komati.info/index.htm
界隈の人たちがよく利用するのは、1DAYコースがあるVIP、ホテル、ロイヤル、アネックスタイプの部屋です。
土日祝日などは部屋が空いてないことが多々あります。その場合は受付で待ち札を渡されます。状況にもよりますが1〜2時間は待つことがあります(日によってはもっと掛かるかも)
部屋を待つのはちょっとという方は談話室コースというのがあり、2時間1000円で入館できます。
女装子さん、純男さん問わず、もし小町が初めてでちょっと覗いてみたいという方には談話室コースをオススメします。
受付の左側の入口がVIP、ホテル、アネックスなど部屋や談話室に通じております。右側はサービスルームに通じており、いわゆるビデオ個室としての利用者専用となっています。基本的に界隈の人たちは左側の入口から入っていきます。
部屋
ホテルタイプ



テレビ、ベッド、大きな鏡付きのデスクがあります。部屋によっては鏡にライトがついてます。

アメニティはバスタオル、ハンドタオル、ガウン、歯ブラシ、シャンプー、石鹸、カミソリとあります。

ユニットバス。備え付けのコップがないので、気になる人は紙コップなど用意しておくといいかも。
VIPタイプ


基本的な部屋の作りはホテルタイプと一緒ですが、アメニティにガウンがなかったり、ベッドが簡易的だったりします。
VIPタイプは部屋によってはドアが二重になっており、鍵の掛け方が特殊です。通路に面しているドアは、内側からボタンを押してから閉めることでロックが掛かるようになってます。
アネックスタイプ

アネックスタイプはVIPタイプと似ていますが、ドアがスライド式になっております。若干、防音性に難があり、廊下を歩いているとたまに女性の喘ぎ声が聴こえてきます。おそらくエッチなビデオを鑑賞しているのでしょう。部屋の中にいる分には気になりません。



プレート付きの鍵

館内を移動するときは受付で渡さられるプレート付きの鍵を持っておく必要があります。手で持ってもいいのですが無くすとお金を払う必要があるのでバッグなどにいれておくのがいいでしょう。
談話室
ホテル談話室

ホテル談話室にはテーブルやベンチが並べられ、雑誌、漫画、自販機などがあります。館内の談話室の中で一番広いです。カーテンで仕切られた化粧スペースがありますので、ここでメイクすることも可能です。

なにやら雰囲気のあるソファですね。
アネックス談話室

主に常連の方々が集まっている談話室です。

洗濯機がありますので、長期滞在にも便利ですね!
VIP談話室

他の談話室と比べると静かですが、独特の空気が漂っております。
ちなみにこのエリアに行くためには急な階段を登らないといけません。

ミニスカートの方はパンツ見えちゃいますよ。
チェックアウト
鍵付きプレートを受付に返して、チェックアウト完了です。
部屋を出るときは、リモコンなど元の位置に戻し、ゴミは分別して、使用済みのタオルは一箇所にまとめておきましょう。忘れ物にも要注意です。
じつは私、昔ホテルの客室清掃のバイトをしていました。多少散らかってるのは仕方ないですが、あまりに汚いとやる気と体力がなくなりますし、時間も掛かります。なので、部屋はなるべくキレイに使いましょう!
まとめ
というわけで、大阪の女装スポット通天小町の紹介でした。
館内は迷路のように入り組んでおり、初めての人にはなかなか分かりづらいところもあると思います。
私も最初はおっかなびっくりでしたが、色々な人と知り合えるすばらしい空間でした。
もし興味のある方がいれば、まずは勇気を持って一歩踏み出してみましょう!

(2025/2/1 部屋の紹介にアネックスタイプを追加しました)